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よるのかにの四方山話的日記!
最近単なるにっき化。石の話題多しです。木偶さん等は元気です(笑)。

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翼のジェニー
今日は、とある短編小説のお話。

私は随分前、海外のSF小説というジャンルが好きだった。当時は漢字の名前よりもカタカナ名の主人公にロマンを感じたからかも。
行った事の無い………TVや映画の中で繰り広げられる世界が日本以外というただそれだけでも、自分の頭の中の妄想を好きなだけ自分勝手に広げる事が出来た理由の様な気がする。
買ったときの事は憶えていないが、ある時集英社コバルト文庫『SF傑作選2 たんぽぽ娘』という本を買った(今でもすぐ読めるところにある)。その中で一番最後の締めを飾っていたのが『翼のジェニー』だ。ロマンチックSF傑作選という謳い文句なだけにどの作品も柔らかで優しく心に残るものだったが、『翼のジェニー』は強烈だった。
恋する有翼人の女性の話だ。
自分の背中に翼があったら空を飛べてすばらしい事かもしれない。しかし、その翼が今この現代社会でどういう形で受入れられるのだろう?
この作品はかなり以前に発表されたものではあるけれど、短編で多くは語られないにしても時代背景も微妙に有り、アメコミのような重々しい異種間的問題はないけど、翼のせいで彼女の全てを誇りに思い育てた祖父と彼女は追われる事になる。
と、堅苦しい説明をしているけれど、明朗活発でキュートなアメリカ女性の話に、時折苦笑されられるのだ。そして、彼女の夢描いた事が誰でもそう抱くであろう事で、そのラストには微笑みたくなる。
私はこんなにも自分の頭の中で影像化出来る話は他に無い。この物語の起承転結が今でも好きだ。他の人が読んだらきっと、何故に私が好きなのかきっと分かるかも。紹介すると自分の好みがバレバレになるので、本当ならば書きたくないのが本音だ(ロマンチックSFなんだよ……ホント)。しかし絶版で入手困難になってしまった作品をオンラインで公開されていると知って見た時に、ひとりでも多くの人に読んでもらった方がいいなぁ………と、そう選択し書く事にした。
連結にも張らせてもらったが、ここにもリンクする。
翻訳されて再び読む機会を与えて下さったさとう氏に心から感謝する。
●Babelkund
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